アラツク, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 上越火力発電所(じょうえつかりょくはつでんしょ) |
管轄 | 東北電力 |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 238万kW |
所在地 | 新潟県上越市八千浦2 |
マップ
発電所の構成
1号系列
1-1号
- 定格出力:59.5万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2012年7月1日
1-2号
- 定格出力:59.5万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2013年1月9日
2号系列
2-1号
- 定格出力:59.5万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2013年7月3日
2-2号
- 定格出力:59.5万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2014年5月15日
東北電力所有
1号機
- 発電方式:コンバインドサイクル発電方式
- 定格出力:60万kW級
- 使用燃料:LNG
- 着工:2019年度
- 営業運転開始:2023年度予定
発電所の概要
上越火力発電所は、新潟県上越市の直江津港隣接の埋立地に建設された火力発電所です。
中部電力1、2号系列の発電設備には、ガスタービン2台と蒸気タービン1台にそれぞれ発電機が連結する排熱回収多軸型1,300℃級コンバインドサイクル発電方式を採用しています。
また、46万㎥の敷地には世界最大級のLNG船の受け入れが可能な全長480mの桟橋が設置されており、海外から運ばれてきたLNGは3基のLNGタンクで貯蔵しています。
上越火力発電所は、国内最高水準の熱効率58%以上となっています。発電効率が高いと地球温暖化の原因とされる二酸化炭素の排出を抑制する事ができます。
また、燃料にLNGをすることで酸性雨の原因となる硫黄酸化物の排出がなくなり、排水も総合排水処理装置で浄化をしています。