SHIGEN.NET
湯川発電所【群馬県】品木ダム

発電所の概要
湯川発電所は、群馬県吾妻郡中之条町小雨にある群馬県企業局が所有する水力発電所です。
昭和40年(1965年)に運用開始しました。
水車1台、発電機1台を使用して最大8,200kWの発電をしています。
湯川(品木ダム)から取水をしています。
品木ダム
品木ダムは、群馬県吾妻郡中之条町、一級河川・利根川水系湯川に建設されたダムである。
このダムは、高さ43.5メートル・堤頂長106.0 の重力式コンクリートダムです。この品木ダムは他のダムとは目的が異なり、魚が生息できないほどの酸性河川であった吾妻川の水質を中和する目的で作られたダムです。湯川は吾妻川に流入しているため、品木ダムで中和された水で発電を行っています。
施工は群馬県が行ったが、完成後建設省に管理が移され現在は国土交通省関東地方整備局が直轄で管理を行っています。
参考:国土交通省関東地方整備局 品木ダム水質管理所 中和事業とは
湯川発電所、ちょいと前。
奥に取水堰堤と思われるモノが見えます。下流には広池本川取水堰堤。 pic.twitter.com/svoRTiu1EW— TORUENN (@TORUENN) May 3, 2021
ダムカード
品木ダムでは、国土交通省関東地方整備局 品木ダム水質管理所よりダムカードが配布されています。
現在(2021年9月)新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ダムカードの配布を休止しています。
詳しくはホームページでご確認ください。
火山活動に起因した酸性が強い温泉水等を中和するために、国交省品木ダム水質管理所では毎日50トン以上の石灰を川に注入しているとのこと。ここで水は白くなります。下流の品木ダムで中和生成物を除去された水は清流となって流れていきます。#品木ダム #ダムカード #湯川 pic.twitter.com/tavH4MnMZl
— 国土交通省 関東地方整備局 港湾空港部 (@mlit_kanto_port) July 5, 2019
発電所データ
名称 | 湯川発電所(ゆかわはつでんしょ) |
管轄 | 群馬県企業局 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム水路式 |
発電方式 | 調整池式 |
最大出力 | 8200kW |
所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町小雨 |
発電所の構成
取水河川 | 湯川 |
最大使用水量(m3/S) | 4.50 |
流域面積(㎢) | 30.9 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | 立軸フランシス水車 |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 立軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 1 |
マップ
関連リンク
ALL OUR OFFICES
Shigen.net Menu