打保発電所【岐阜県】打保ダム

発電所の概要

岐阜県飛騨市宮川町打保にある打保発電所は、関西電力株式会社が運営する水力発電所です。1954(昭和29)年に運転開始以来、80年以上に渡って飛騨地方の暮らしを支え、日本のエネルギー安全保障に貢献し続けています。

打保発電所は、神通川水系 宮川にある打保ダムを利用したダム式発電所です。ダム湖に蓄えられた水を最大落差142.5mで落下させ、水車と発電機を回転させて発電します。最大出力24300kWの発電を行います。

打保発電所は、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー源である水力発電を採用しています。化石燃料を燃焼する発電方式と比べて環境負荷が低く、地球温暖化対策にも貢献しています。

打保ダム

岐阜県飛騨市宮川町にある打保ダムは、神通川水系宮川に建設された重力式コンクリートダムです。1953年(昭和28年)に竣工し、洪水調節、灌漑、発電の役割を担っています。

打保ダムは、高さ25.5m、堤頂長155.7mの重力式コンクリートダムです。ダム湖は「打保湖」と呼ばれています。打保湖は、周囲約12kmの美しい人造湖で、エメラルドグリーンの水面と周辺の山々の景色が織りなす風景は、多くの観光客を魅了しています。

打保ダムは、ダム下流にある打保発電所で水力発電を行っています。最大出力24300kWで、これは一般家庭約12万世帯分の電力に相当します。打保発電所で発電された電力は、飛騨地方をはじめ、日本の電力網に供給されています。

打保ダムは、宮川流域の洪水調節を重要な役割の一つとしています。豪雨による増水をダムに貯留することで、下流域の洪水被害を防ぎ、人々の安全を守っています。また、貯水された水は、農業用水をはじめ、生活用水や工業用水としても利用されています。

打保ダムの建設は、1952年に開始されました。当時は、戦後の復興期であり、電力不足が深刻化していました。打保ダムは、洪水調節と発電を目的として建設されました。建設工事は、厳しい自然環境の中、多くの技術者や作業員の努力によって進められました。

ダムカードって何ー国土交通省

ダムカード発電所データ

名称 打保発電所(うつぼはつでんしょ)
管轄 関西電力
種別 一般水力
発電形式 ダム水路式
発電方式 調整池式
最大出力 24300kW
所在地 岐阜県飛騨市宮川町打保

発電所の構成

取水河川
最大使用水量(m3/S)
流域面積(㎢)
取水箇所数
水車形式
水車設置台数(台)
発電機形式
発電機設置台数(台)

マップ

 

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