トンガリロ国立公園

世界遺産登録年

1990年

トンガリロ国立公園は、ニュージーランドの北島中央部に位置する世界遺産です。標高1,978メートルのヌイ・ティラ山を中心とした、約80,000ヘクタールの広大な自然保護区域であり、美しい自然と豊かな文化遺産が共存する場所として知られています。

この公園には、数々の活火山や温泉、湖沼、滝、氷河、森林、高山草原など、多彩な自然景観が広がっています。特に、ヌイ・ティラ山は、三つの火山峰から構成され、山頂からは周囲の山々や平野が一望でき、壮大な景色を楽しむことができます。また、公園内には、マオリ族が長年にわたって信仰の対象としてきた神聖な山としても知られており、多くのマオリ文化の遺産が残されています。

トンガリロ国立公園は、自然だけでなく、文化的な価値も高く評価されています。公園内には、マオリ族が生活していた時代の遺跡や聖地、伝統的なマオリ文化に関連する物品や伝承が多く残されており、その重要性から世界遺産に登録されたのです。また、公園内のマウント・リュープス山は、ニュージーランドの伝説的な登山家シリ・エドモンド・ヒラリーがトレーニングのために登ったことでも知られています。

トンガリロ国立公園は、四季折々の美しい自然が楽しめることから、多くの観光客に愛される場所となっています。春には新緑が美しく、夏には高山植物が咲き誇り、秋には紅葉が見られ、冬には雪景色が広がります。また、トレッキングやハイキング、登山、スキーなど、アウトドアスポーツが盛んな場所でもあります。

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