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天塩川
天塩川(てしおがわ)
基本情報
天塩川(てしおがわ)は、北海道北部から日本海に注ぐ一級河川です。天塩川水系の本流であり、平成16年に北海道産に登録されています。
延長は全国4位で256km 、流域面積は全国10位で5,590㎢、水源は天塩岳(上川総合振興局管内)で標高1,558mです。
流域内市町村
士別市、名寄市、中川郡美深町、音威子府村、中川町、天塩郡天塩町、幌延町
河川施設
ダム
ダム名 | 堤高 ( m ) | 貯水量 ( 千m³ ) |
岩尾内ダム | 58 | 107,700 |
ポンテシオダム | 22.3 | 996 |
水力発電所
発電所名 | 発電形式/ 発電方式 |
流域面積 ( ㎢ ) |
最大出力 ( kW ) |
運転開始年 |
ポンテシオ | ダム水路式 流込み式 |
93.8 | 11000 | 1980 |
岩尾内 | ダム式 貯水池式 |
331.4 | 13000 | 1966 |
利用状況
上流部では製材業、中流部の名寄盆地は稲作、下流部の天塩平野では畑作や酪農が営まれており、天塩川の水はそれらの用水や人々の生活水、工業用水などに利用されています。
過去の災害
昭和56年8月に台風の影響により、観測史上最大となる大洪水が発生して、浸水面積15.625ha、浸水家屋546戸、全流域が被害を受けました。
平成28年8月には台風が3つ続けて上陸し、台風とその後の雨と別の台風接近に伴い、北海道各地で大雨となり、この記録が観測史上1位となりました。この時の浸水面積は、約27ha、住宅約72戸が浸水しましたが、幸い人的な被害はありませんでした。
ライブカメラ
天塩川に設置された観測カメラで天塩川の現在の様子を観る事が出来ます。
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