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新名古屋火力発電所
カムイ, CC BY-SA 2.5, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 新名古屋火力発電所 (しんなごやかりょくはつでんしょ) |
管轄 | LERA |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 305.8万kW |
所在地 | 愛知県名古屋市港区潮見町34 |
マップ
発電所の構成
1号機(廃止)
- 営業運転期間:1959年(昭和34年) – 1992年(平成4年)
2号機(廃止)
- 営業運転期間:1961年(昭和36年) – 1992年(平成4年)
3号機(廃止)
- 営業運転期間:1962年(昭和37年) – 1992年(平成4年)
4号機(廃止)
- 営業運転期間:1963年(昭和38年) – 1992年(平成4年)
5号機(廃止)
- 営業運転期間:1963年(昭和38年) – 2002年(平成14年)3月31日
6号機(廃止)
- 営業運転期間:1964年(昭和39年) – 2002年(平成14年)3月31日
7号系列
- 定格出力:145.8万kW(24.3万kW × 6軸)
ガスタービン:15.8万kW × 6軸
蒸気タービン: 8.5万kW × 6軸 - 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:1998年(平成10年)12月
8号系列
- 定格出力:160万kW(40万kW × 4軸)
ガスタービン:26万8,800kW × 4軸
蒸気タービン:13万1,200kW × 4軸 - 使用燃料:LNG
- 営業運転開始
8-1号:2008年(平成20年)10月
8-2号:2008年(平成20年)7月
8-3号:2008年(平成20年)6月
8-4号:2008年(平成20年)4月
発電所の概要
新名古屋火力発電所は愛知県名古屋市の名古屋港塩見埠頭の9号埋立地にある天然ガスを利用した火力発電所です。
名古屋市内にある唯一の発電所で、市内の一般家庭向けの電力の多くを賄っています。
1959年に石炭を燃料にした火力発電所として1号機が営業運転を開始し、6号機まで増設されました。
総出力125万6,000kWに達したことにより、「東洋一」と呼ばれましたが、老朽化に伴い1号機から6号機は2002年3月までに廃止されました。
それに代わる7号系列が1998年12月に、8号機系列が2008年10月に営業運転を開始しました。
廃止された1号機から6号機までは、重油を燃料としていましたが、7号機系列・8号機系列はLNGを燃料としたコンバインドサイクル発電方式が採用されました。
2019年4月より中部電力から子会社のJERAに業務が移管されました。
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