日光の社寺

世界遺産登録年

1999年

日光の社寺は、日光市にある東照宮(とうしょうぐう)、日光山輪王寺(にっこうさんりんのうじ)、日光二荒山神社(にっこうふたらやまじんじゃ)の三つの施設を指します。これらの施設は、日本の歴史や文化、宗教において重要な役割を果たしてきたことから、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

東照宮は、江戸幕府の初代将軍、徳川家康を祀る神社であり、1600年代初頭に建てられました。社殿の中には、家康をはじめとする徳川将軍家の人々の遺品や、徳川家康が文化・芸術を奨励したことを象徴する美術品が展示されています。東照宮は、将軍家の威厳と権威を象徴する場として、多くの参拝者が訪れる場所となっています。

日光山輪王寺は、真言宗豊山派に属する寺院で、782年に開かれたとされます。輪王寺には、薬師如来を祀る本堂や、日光東照宮と同じく徳川家康が建立した五重塔があります。また、輪王寺には、日光の四季を表現した庭園や、美しい彫刻が施された仏像など、多くの文化財が収められています。

日光二荒山神社は、日本最古の神社のひとつで、祭神は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と、素戔嗚尊(すさのおのみこと)です。神社の名前は、二つの山、男体山(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)に囲まれた場所にあることから名づけられました。二荒山神社には、国宝に指定されている「日本最古の鳥居」や、「奥社」と呼ばれる山岳信仰の対象となっている神社があります。

これらの施設は、それぞれ異なる歴史や宗教的背景を持っていますが、日光の山々や森林と共に調和した美しい景観を形成しています。また、これらの施設は、江戸時代における日本の政治・文化・宗教の中心地であった日光の歴史や文化を物語る重要な遺産でもあります。

 

二社一寺
日光東照宮
日光二荒山神社(別宮本宮神社、別宮滝尾神社を含む)
日光山輪王寺(大猷院霊廟を含む)

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