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新高瀬川発電所【長野県】高瀬ダム・七倉ダム

発電所の概要
新高瀬川発電所は、長野県大町市平にある東京電力リニューアブルパワー株式会社が所有する水力発電所です。戦後の電力需要の高まりを受け、昭和54年(1979年)に運用を開始しました。日本最大の水車ランナーを使用しており、上池の高瀬ダム湖と下池の七倉ダム湖との間で水を往来させ、最大で128万キロワットもの電力を発生させる大規模な揚水式水力発電所です。発生した電力は首都圏に向けて送電されています。付近一帯が中部山岳国立公園に位置しているため、発電所・変電所はすべて地下に造られています。

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新高瀬川発電所 配管
新高瀬川発電所は長野県大町市にあり、下部ダムに七倉ダム、上部ダムに高瀬ダムを持つ、最大出力128万kWの揚水式発電所です。
東京電力リニューアブルパワーが保有する水力発電所の中で、最大の発電量を誇ります。 pic.twitter.com/MS6FDUigMf— 東京電力ホールディングス 株式会社 (@OfficialTEPCO) September 15, 2021
高瀬ダム
高瀬ダムは長野県大町市の信濃川水系高瀬川の上流部に建設された発電専用のダムです。新高瀬川発電所の上部貯水池として昭和54年(1979年)に竣工しました。堤高176m、堤頂長362mで、富山県の黒部ダム(黒部川)に次ぎ日本第二位の高さを誇ります。センターコア(中央遮水壁)型の巨大なロックフィルダムです。


七倉ダム
七倉ダムは、長野県大町市平高瀬入地先の信濃川水系犀川左支高瀬川に建設された発電専用のダムです。新高瀬川発電所の下部貯水池として昭和53年(1978年)に竣工しました。堤高125m、堤頂長340mのセンターコア(中央遮水壁)型ロックフィルダムでダムで、ロックフィルダムの中では日本有数の高さです。


七倉ダム湖。ここも上流から細かい粘土粒子が流れ込むため美しい緑色をしています。
奥の方はるかに、最大128万kwを発電する揚水式の新高瀬川発電所の送電線出口が見えます。 pic.twitter.com/8sZR6euiE8— かずあ (@KAZ_Aizawa) January 10, 2016
ダムカード
仙人閣、温宿かじか、高瀬館、七倉山荘にて、各施設を利用した人(宿泊、入浴、食事など)や、
タクシーを利用して高瀬渓谷(葛温泉、七倉ダム、高瀬ダムなど)を訪問した人に配布しています。
変更される可能性もあるので、詳細は各施設にお問い合わせください。
東京電力リニューアブルパワー 長野県 高瀬ダム
東京電力リニューアブルパワー 長野県 七倉ダム
仙人閣
温宿かじか
高瀬館
七倉山荘
発電所データ
名称 | 新高瀬川発電所(しんたかせがわはつでんしょ) |
管轄 | 東京電力 |
種別 | 揚水式水力 |
発電形式 | ダム水路式 |
発電方式 | 混合揚水式 |
最大出力 | 1280000kW |
所在地 | 長野県大町市平 |
発電所の構成
取水河川 | 高瀬川 |
最大使用水量(m3/S) | 644.00 |
流域面積(㎢) | 131.0 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | 立軸単輪単流渦巻フランシスポンプ水車 |
水車設置台数(台) | 4 |
発電機形式 | 立軸回転界磁風道循環型 |
発電機設置台数(台) | 4 |
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