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品川火力発電所
発電所データ
名称 | 品川火力発電所(しながわかりょくはつでんしょ) |
管轄 | JERA 50Hz |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 114万kW |
所在地 | 東京都品川区東品川5-6-22 |
マップ
発電所の構成
総出力:114万kW(2016年4月1日現在)
敷地面積:約10万m2
1号系列
- 発電方式:1,300℃級改良型コンバインドサイクル発電(Advanced Combined Cycle)方式
- 定格出力:114万kW(38万kW × 3軸)
ガスタービン:24.7万kW × 3軸
蒸気タービン:13.3万kW × 3軸 - 使用燃料:都市ガス
- 熱効率:55.3%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始
1-1号:2001年7月12日
1-2号:2002年3月6日
1-3号:2003年8月20日
発電所の概要
品川火力発電所は、東京都品川区にある首都圏に電気を供給している火力発電所です。10万㎡という最小の敷地にコンバインドサイクルを3軸設置しており、近隣に居住地があり、景観と環境に配慮した発電所です。
2001年に1号系列1軸が営業運転を開始し、2002~2003年にかけて3軸すべてが営業を開始しており、発電効率が高く、機動性に優れた改良型コンバインドサイクル発電(ACC発電)で、燃料にクリーンな都市ガスを使用しているため、環境への取り組みがされています。
東京都の湾岸にあるが故の対策
首都東京の密集地帯にあるが故、その環境への配慮には十分に注意されている火力発電所と言います。都市ガスの利用は硫黄酸化物の排出が無く、燃焼器においては窒素酸化物NOxの発生が少なく、高効率の脱硝装置が採用されています。また、湾岸にあるため、この発電所から排出される洗浄水は油分離・中和などの処理が行われた後に総合排水処理装置で浄化し、水質検査をおこなってから排水されています。
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