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示野発電所【富山県】庄川合口ダム
発電所の概要
示野発電所は、富山県砺波市庄川町示野にある庄川上流用水土地改良区が所有する水力発電所です。
石油危機を契機として、農業用水の遊休落差を活用し小水力発電を整備する制度が昭和58年に創設されました。示野発電所は平成9年から県営かんがい排水事業庄川地区で建設され、平成11年1月25日より運転を開始しました。約8.5mの有効落差を利用して、最大8.63㎥/sを導水し、最大550kw(年間発生電力量2,398MWH)の発電を行うダム水路式発電所です。発電した電力は北陸電力㈱に売電し、組合員の負担軽減に寄与しています。この発電所は住宅地に隣接するため騒音が少なく、ゴミの流入にも対応できる水中タービン方式を採用しています。
庄川合口ダム
庄川合口ダムは、富山県砺波市庄川町大字金屋字小川原の一級河川 庄川に建設されたダムで、1939年(昭和14年)に竣工しました。
堤高18.5m、堤頂長103.3mの重力式コンクリートダムで、発電に利用されています。庄川本流で最も下流に位置するダムであり、砺波平野の用水を取得しているほか、関西電力の中野発電所と雄神発電所による水力発電に利用されていて、[別名]舟戸ダム(ふなとダム)と呼ばれています。
庄川合口ダムの彼岸花(9月23日) pic.twitter.com/m121RVeK64
— yoiyasa (@kiironahana) September 23, 2021
ダムカード
※変更される可能性もあるので、詳細は現地管理所にお問い合わせください。
発電所データ
名称 | 示野発電所(しめのはつでんしょ) |
管轄 | 庄川上流用水土地改良区 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム水路式 |
発電方式 | 流込み式 |
最大出力 | 550kW |
所在地 | 富山県砺波市庄川町示野 |
発電所の構成
取水河川 | 庄川 |
最大使用水量(m3/S) | 8.63 |
流域面積(㎢) | |
取水箇所数 | |
水車形式 | 立軸水中タービン水車 |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 立軸三相交流誘導 |
発電機設置台数(台) | 1 |
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