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島地川ダム管理用発電所【山口県】島地川ダム
発電所の概要
島地川ダム管理用発電所は、山口県周南市高瀬にある、国土交通省中国地方整備局が所有する水力発電所で、平成25年3月に運用開始されました。
島地川ダムから取水し、最大出力520kWの発電を行っています。
島地川ダム
島地川ダムは、山口県周南市にある、一級水系佐波川水系島地川本川に建設された多目的ダムです。国土交通省中国地方整備局が所有する水力発電所です。1981年に完成し、洪水調節、不特定利水、灌漑、上水道供給などを目的としています。ダムの型式は重力式コンクリートダムで、高さ89.0m、総貯水容量約20,600,000 m³を誇ります。
島地川ダムは、建設省が開発したRCD工法(ローラーコンパクションダム)を用いた初のダムとして知られています。この工法は、従来のダム建設で使用されていたケーブルクレーンを用いずに、ダンプトラックでコンクリートを直接運搬・打設するものです。RCD工法は、建設コストの削減、工期短縮、環境負荷軽減などのメリットがあり、島地川ダムはその先駆けとして大きな注目を集めました。
島地川ダムは、洪水調節によって下流域の安全を守り、農業用水を供給することで地域農業を支えています。また、山口市、防府市、周南市などの都市へ上水道用水を供給し、約57万人の生活を支えています。さらに、ダム湖である高瀬湖は、レジャーや観光の場としても親しまれ、地域活性化に貢献しています。
島地川ダム放流。 pic.twitter.com/7yHjexM935
— mercedes (@mercedesw245) April 10, 2023
ダムカード
【配布場所】 島地川ダム管理支所 山口県周南市大字高瀬257
【配布日時】9:00~17:00(土・日・祝日を含む)
※変更される可能性もあるので、詳細は現地管理所にお問い合わせください。
発電所データ
名称 | 島地川ダム管理用発電所(しまじがわだむかんりようはつでんしょ) |
管轄 | 山口県企業局 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム式 |
発電方式 | 流込み式 |
最大出力 | 520KW |
所在地 | 山口県周南市高瀬 |
発電所の構成
取水河川 | 佐波川 |
最大使用水量(m3/S) | 1.2 |
流域面積(㎢) | 32.0 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | |
水車設置台数(台) | |
発電機形式 | |
発電機設置台数(台) |
マップ
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