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川内川
川内川(せんだいがわ)
基本情報
川内川は(せんだいがわ)は熊本県の白髪岳に源流があり、熊本県、宮崎県を流れ、鹿児島県薩摩川内市を経て、東シナ海に注ぐ延長137kmの一級河川です。
九州地方では筑後川に次ぐ2番目の規模を誇る河川です。
流域内市町村
熊本県 球磨郡あさぎり町
宮崎県 えびの市
鹿児島県 姶良郡湧水町、伊佐市、薩摩郡さつま町、薩摩川内市
河川施設
ダム
ダム名 | 堤高 (m) |
総貯水量 (㎥) |
川内川第二ダム | 24 | 2,725 |
鶴田ダム | 117.5 | 123,000 |
発電所
発電所名 | 最大出力 (kw) |
運転開始年月 |
栗野発電所 | 2,400 | 平成27年9月 |
川内川第二発電所 | 15,000 | 昭和39年10月 |
川内川第一発電所 | 120,000 | 昭和40年2月 |
湯田発電所 | 5,200 | 大正10年8月 |
神子発電所 | 1,400 | 大正5年11月 |
利用状況
川内川は江戸時代以降から用水路が建設され農業用水として使われてきました。
明治以降になると山間狭窄部の急こう配を利用した水力発電に利用するための取水が始まりました。
昭和に入ると中下流域で生活用水や工業用水に利用されるようになりました。
目的 | 最大取水量 (㎥/s) |
生活用水 | 0.328 |
農業用水 | 11.722 |
工業用水 | 1.470 |
発電用水 | 366.200 |
過去の災害
川内川は台風や前線などによってこれまでに何度となく洪水などの水害に見舞われてきました。
平成以降に発生した水害は以下の通りです。
発生年月 | 被害状況 |
平成元年7月27日 | 家屋全半壊・流失45戸、床上浸水171戸、床下浸水702戸 |
平成5年8月1日 | 家屋全半壊流失13戸、床上浸水170戸、床下浸水423戸 |
平成5年8月6日 | 家屋全半壊9戸、床上浸水102戸、床下浸水410戸 |
平成9年9月16日 | 家屋全壊・一部破損3戸、床上浸水264戸、床下浸水223戸 |
平成17年9月6日 | 家屋一部破損12戸、床上浸水37戸、床下浸水144戸 |
平成18年7月18日 | 家屋全半壊・流失32戸床上浸水1,816戸床下浸水499戸 |
ライブカメラ
国土交通省のライブカメラで合計57カ所の川内川の様子を見ることができます。
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