レッド・フォート建造物群

世界遺産登録年

2007年

「レッド・フォート建造物群」とは、インドの首都デリーにある、17世紀にムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンによって建設された城塞都市の遺跡です。2007年にユネスコの世界遺産に登録され、現在も多くの人々に愛され、訪れる観光客の数も多いです。

レッド・フォートは、煉瓦でできた赤い城壁が特徴で、全長2.5キロメートルに及ぶ城壁には、壮大な門があります。城塞都市内には、様々な宮殿、モスク、庭園、軍事施設があり、それらはすべて豪華な装飾が施されています。特に有名な建造物には、ディーワーン・エー・アーム(皇帝の審問所)、ディーワーン・エー・コーズ(皇帝の官房)、モト・マハル(宮殿)、ラール・キラー・カオン(赤い城の大宝物庫)などがあります。

ディーワーン・エー・アームは、シャー・ジャハーが民衆のために公開審問を行うために建設された建物で、円形のバルコニーから皇帝が審問を行いました。ディーワーン・エー・コーズは、シャー・ジャハーの官房として使われ、美しい装飾が施された大広間があります。モト・マハルは、シャー・ジャハーの妻たちが住むために建設された宮殿で、白い大理石でできた建物が特徴です。ラール・キラー・カオンは、宝物庫として使われた建物で、多くの宝石や宝飾品が保管されていました。

また、レッド・フォートには、ジャーマー・マスジドと呼ばれる大きなモスクもあります。このモスクは、シャー・ジャハーによって建設され、多くの人々が礼拝を行う場所となっています。モスクの周りには、美しい庭園が広がっており、静かな雰囲気を醸し出しています。

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