ペルセポリス

世界遺産登録年

1979年

ペルセポリスは、イランのシーラーズの南西70キロメートルに位置する遺跡です。紀元前5世紀に建てられた、アケメネス朝ペルシャ帝国の首都であり、ダレイオス1世によって建設されました。

ペルセポリスは、多くの彫刻や壁画、柱などで装飾された巨大な遺跡であり、その豪華なデザインは古代ペルシャ帝国の栄華を物語っています。遺跡には、アパダナ宮殿、タキ・カ・ライヤン、王の門、議会場、また多くのトレジャーハウスなどがあります。

アパダナ宮殿は、ペルシャ帝国の重要な場所で、王と彼の顧問や使者が集まり、祭典や公式行事が行われた場所です。アパダナ宮殿の内部には、72本の石柱があり、柱には狩猟、戦争、農業などの彫刻が施されています。

タキ・カ・ライヤンは、アパダナ宮殿の前に位置する長い壇上で、王が祭典を開催した場所です。この遺跡には、王と王妃、宮廷の高官や貴族などを描いた壁画が残っています。

王の門は、ペルセポリスの入り口に立つ巨大な門で、王の威厳を表すシンボルとなっています。門には、キリン、ライオン、牛などの動物が彫刻されています。

議会場は、アパダナ宮殿の裏に位置する建物で、議員たちが集まり、政治的な問題を議論した場所です。議会場には、巨大な壁画が残っており、古代ペルシャ帝国の文化や宗教、社会の姿を描いています。

ペルセポリスは、その美しさと歴史的価値から、1979年にUNESCOの世界遺産に登録されました。世界中から多くの観光客が訪れ、その威厳ある遺跡を訪ねます。ペルセポリスは、古代ペルシャ帝国の栄華を物語る貴重な遺産であり、世界遺産としての価値は非常に高いと言えます。

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