ヒエラボリスとパムッカレ

世界遺産登録年

1988年

ヒエラポリス-パムッカレは、トルコ南部のデナイズリ州にあり、1988年に世界遺産に登録されたました。この地域には、自然の石灰岩の露天風呂であるパムッカレと、古代ローマ時代に建てられたヒエラポリスの遺跡があります。ヒエラポリスは、アジアとヨーロッパの間の交通ルートに位置し、地熱の温泉が湧き出ることから、古代ローマ帝国時代には「神の町」と呼ばれるほど栄えました。

ヒエラポリスの遺跡には、劇場や浴場、聖堂、門、壁画、彫刻などが残っており、その中でも特に有名なのは、アゴラやネクロポリスです。アゴラは、ローマ時代に商業や政治の中心地として使用され、現在は広場として観光客が集まります。ネクロポリスは、古代の墓地で、約1200もの墓があります。また、遺跡内には美しい壁画が残っており、その中でも「プラトン・アカデメイア」や「エスキ・モスク」は有名です。

一方、パムッカレは、天然の温泉水が地表に湧き出してできた自然の露天風呂です。白い石灰岩の階段状の温泉プールが、美しい景観を作り出しています。温泉水には、肌のトラブルやアトピー性皮膚炎などの症状を緩和する効果があり、多くの観光客が訪れます。また、パムッカレの周辺には、古代ローマ時代の遺跡がいくつかあります。その中でも、アプロディシアスは、古代ローマ時代には「芸術の都市」と呼ばれ、美術品や彫刻品の産地として有名でした。

ヒエラポリス-パムッカレは、古代ローマ時代から現代に至るまで、多くの人々に愛され続けてきた歴史的な場所です。その美しい景観と歴史的な遺産が、多くの観光客を魅了し続けています。今でも、多くの人々がその美しさに魅了され、訪れることを楽しみにしています。

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