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大湯発電所

発電所の概要
大湯発電所は、秋田県鹿角市十和田大湯にある三菱マテリアル所有の水力発電所です。
大正9年(1920年)に運用開始し、昭和58年(1983年)には出力増強のために水車と発電機の更新を行い、平成30年(2018年)にはFIT認定設備として水車、発電機、建屋も更新しました。
大湯川から取水、放水を行っており、有効落差27.10m、最大出力は960kWとなっています。
大湯川上流にある大湯発電所の取水堰は、三菱マテリアルが所有する水力発電所の中でもローリングゲートはここだけだと言われています。
秋田県鹿角市にある大湯発電所の取水堰、ローリングゲートです。大正9年(1920年)に三菱鉱業株式会社により運用開始、出力が低かったため日本発送電に接収されることなく、社名変更を経て現在は三菱マテリアル株式会社の所有となってます。 ※許可を得て管理敷地内から撮影 pic.twitter.com/j4CrI2QqVZ
— ©炭素 (@tanso) June 10, 2018
発電所データ
名称 | 大湯発電所(おおゆはつでんしょ) |
管轄 | 三菱マテリアル株式会社 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | 水路式 |
発電方式 | 流込み式 |
最大出力 | 960kW |
所在地 | 秋田県鹿角市十和田大湯 |
発電所の構成
取水河川 | 大湯川 |
最大使用水量(m3/S) | 4.30 |
流域面積(㎢) | 237.00 |
取水箇所数 | – |
水車形式 | 横軸フランシス |
水車設置台数(台) | – |
発電機形式 | 横軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | – |
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