アビラの旧市街と城壁外の教会群

世界遺産登録年

1985年

「アビラ旧市街と市壁外の教会群」は、スペインのアビラ市にある世界遺産です。この遺産は、アビラ市の中心部にある旧市街と、市街の外側に点在する複数の教会群から成り立っています。

アビラ市は、中世からルネサンス期にかけての建築や芸術、文化が色濃く残る街であり、市街の周囲には12世紀から14世紀にかけて築かれた市壁が残っています。市壁には、80を超える塔や門があり、その壮大な姿は世界中から観光客を集めています。

旧市街は、市壁の内側に広がっており、中世の城壁や街路、広場、聖堂、修道院、宮殿などが残されています。その中でも特に有名な建造物が、ロマネスク様式のアビラ大聖堂や、ゴシック様式のサン・ビセンテ教会です。アビラ大聖堂は、11世紀から14世紀にかけて建造され、聖堂内部には美しい彫刻や絵画が飾られています。サン・ビセンテ教会は、13世紀に建造され、豪華な装飾で知られています。

また、市壁の外側には、小さな村落や教会群が点在しています。これらの教会は、11世紀から13世紀にかけて建造されたもので、アビラ市の宗教的な中心地としての役割を果たしていました。これらの教会には、ロマネスク様式やゴシック様式、ムデハル様式など、さまざまな様式が見られます。中でも、カルドス教会やサン・ペドロ教会は、その美しい装飾や彫刻、フレスコ画で知られています。

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