ドゥブロヴニク旧市街

世界遺産登録年

1979年

ドゥブロヴニク旧市街は、アドリア海沿岸に位置し、その歴史は古く、古代ギリシャ時代にまでさかのぼります。しかし、現在のドゥブロヴニクの都市計画や建築の基盤は、13世紀から16世紀にかけての時期に形成されました。

この時期、ドゥブロヴニクは独立した共和国として栄え、商業と海洋貿易で繁栄を迎えました。この繁栄は、旧市街の建設や改築を促進し、その美しい建築物や城壁が築かれることとなりました。

ドゥブロヴニク旧市街の最も印象的な特徴は、城壁です。城壁は、厚さ約6メートル、高さ約25メートルにも達し、全長は約2キロメートルにわたります。城壁の上からは、壮大な景色と共に市街の美しさを一望することができます。

旧市街内には、さまざまな歴史的建造物が点在しています。中でも、聖ロシャ教会やドゥブロヴニク大聖堂などの教会、スペイン広場やオノフリオの噴水などの広場、そしてドゥブロヴニクのシンボル的存在であるローランの塔などがあります。

しかし、ドゥブロヴニク旧市街の歴史は、美しい建築物や景観だけでなく、困難な時期も経験しました。1991年から1992年にかけて、クロアチア紛争の間に旧市街は大きな被害を受けました。しかし、その後の修復や再建によって、ドゥブロヴニク旧市街は再びその輝きを取り戻しました。

現在、ドゥブロヴニク旧市街は観光地としても人気があります。その美しい景観と豊かな文化遺産が、訪れる人々を魅了しています。旧市街は、1979年UNESCOの世界遺産リストにも登録されており、その歴史的な価値と保存状態の良さが認められています。

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