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奥只見発電所【福島県】奥只見ダム

発電所の概要
奥只見発電所は、電源開発株式会社が所有する水力発電所です。
福島県南会津郡檜枝岐村に位置し、昭和28年に運用を開始し、現在も現役で稼働しています。
取水は奥只見ダムから行っています。
奥只見ダム
奥只見ダムは、福島県南会津郡檜枝岐村と新潟県魚沼市に跨る、一級河川・阿賀野川水系只見川最上流部に建設されたダムです。電源開発株式会社が管理する発電用ダムで、堤高は157.0 mでダム堤高では日本で第5位の高さであり日本一高い重力式コンクリートダムでもあります。
奥只見ダムの主な目的は、水力発電です。奥只見発電所は、奥只見湖の水を下流の只見川に放流して発電を行い、洪水調節や水道用水の供給、観光振興などの目的も果たしています。
奥只見ダムによって形成された人造湖、奥只見湖は、面積が約11.5km²、貯水量が約601,000,000 m³、奥只見発電所の出力は一般水力(揚水発電を除く)では国内最大の56万kWです。奥只見湖は、豊かな自然と四季折々の景観が楽しめる観光スポットとしても人気があります。
このダムは、総貯水量が全国で2番目に多いダムで、織田裕二主演の映画「ホワイトアウト」のモデルにもなっています。
発電所データ
名称 | 奥只見発電所(おくただみはつでんしょ) |
管轄 | 電源開発 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム水路式 |
発電方式 | 貯水池式 |
最大出力 | 560000kW |
所在地 | 福島県南会津郡檜枝岐村 |
発電所の構成
取水河川 | 袖沢、小屋場沢、本沢、只見川 |
最大使用水量(m3/S) | 387.00 |
流域面積(㎢) | 595.1 |
取水箇所数 | 3 |
水車形式 | 立軸単輪単流渦巻フランシス、立軸単輪単流渦巻フランシス |
水車設置台数(台) | 4 |
発電機形式 | 立軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 4 |
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