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大井火力発電所
発電所データ
名称 | 大井火力発電所 (おおいかりょくはつでんしょ) |
管轄 | JERA |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 105万kW |
所在地 | 東京都品川区八潮1-2-2 |
マップ
発電所の構成
1号機(2016年4月1日より長期計画停止中)
- 定格出力:35万kW
- 使用燃料:原油
- 営業運転開始:1971年8月
2号機(2016年4月1日より長期計画停止中)
- 定格出力:35万kW
- 使用燃料:原油
- 営業運転開始:1972年2月
3号機(2016年4月1日より長期計画停止中)
- 定格出力:35万kW
- 使用燃料:原油
- 営業運転開始:1973年12月
1号ガスタービン(緊急設置電源)(廃止)
- 営業運転期間:2011年8月15日 – 2014年4月1日
2号ガスタービン(緊急設置電源)(廃止)
- 営業運転期間:2011年9月22日 – 2015年3月(2014年4月1日より長期計画停止)
発電所の概要
大井火力発電所は東京都品川区にある石油を燃料とした火力発電所です。
1971年に1号機が営業運転を開始し、3号機まで増設されました。
2016年4月より経年劣化のため1号機から3号機までの全機が計画停止になりました。
2011年3月に発生した東日本大震災の影響により複数の発電施設が被災したため、電力供給力が低下したため、緊急設置電源が新設されました。
電力需給がひっ迫したときに稼働していましたが、被災した火力発電所の復旧などにより、2014年4月には1号機が、2015年3月には2号機が廃止されました。
1987年5月26日には、大井火力発電所爆発事故が発生。
午前9時ころ、発電所中央部の第二石油サービスタンクが爆発し、炎上。
この事故による火災で作業員4名が死亡し、作業員1名が全身やけど重症、消防士1名が負傷しました。
爆発の原因は空気抜き管の溶接作業の際に、爆発防止剤として使用するドライアイスを溶接管に注入しないなかったことで起こった事故でした。
この事故で警視庁は、安全対策を怠ったことが爆発事故の原因として、石川島播磨重工業の現場責任者3名を書類送検しました。
2016年4月に東京電力から子会社の東京電力フュエル&パワーに運営が移管され、2019ね4月にはJERAに営業が移管されました。
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