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奈良俣発電所【群馬県】 奈良俣ダム


発電所の概要
奈良俣発電所は、群馬県利根郡水上町にある群馬県企業局が所有する水力発電所です。
平成1年(1989年)に運用開始しました。
奈良俣ダムから取水し、水車1台、発電機1台を使用して最大12,800kWの発電をしています。
この奈良俣ダムは、平成2年(1990年)竣工のロックフィルダムで堤高158mは利根川水系の中では一番の高さになります。
奈良俣ダム
奈良俣ダムは、群馬県利根郡みなかみ町、利根川水系楢俣川に建設され、水資源公団沼田総合管理所により管理されています
型式は中央土質遮水壁型ロックフィルダムであり、高さは158m。堤高160mの栗原川ダム(栗原川)が建設中止となった為、利根川水系のダムでは最も堤高が高いダムとなる。現在完成しているロックフィルダムの中では高瀬ダムの176m、徳山ダムの161mに次いで日本で3番目の高さです。
このダム湖は、展望台にダム資料館もあり、その他、カヤックやキャンプも楽しむことが出来ます。
発電所の見学ツアーが、みなかみ町主催で行われていましたが、現時点(2021年9月)では予定されていません。
奈良俣発電所の様子
奈良俣発電所の前を通ったときすごい
発電する時の音がしてちょと怖かった
ですw pic.twitter.com/rUfYjzMvV7— ベトポン人 (@Vietponzin) August 16, 2020
奈良俣発電所。発電機のカバーの一部が開けられて軸がグルグル回ってるのが見えます。
そんなに大きな発電機ではないし(とはいえ縦軸フランシスな時点である程度の大きさはあるわけですが)使用水量も有効落差も飛び抜けて大きいわけではないけど、最大12800kwはさすがだなあ。 pic.twitter.com/mKPueZXeZI— かずあ (@KAZ_Aizawa) May 12, 2018
ダムカード
奈良俣ダムでは、独立行政法人水資源機構 沼田総合管理所により、ダムカードが配布されています。
現在(2021年9月)新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、配布を休止しています。
詳しくはホームページでご確認ください。
独立行政法人水資源機構 沼田総合管理所【ダムカード及びダムかるたの配布について】
発電所データ
名称 | 奈良俣発電所(ならまたはつでんしょ) |
管轄 | 群馬県企業局 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム式 |
発電方式 | 貯水池式 |
最大出力 | 12800kW |
所在地 | 群馬県利根郡水上町 |
発電所の構成
取水河川 | 楢俣川、湯ノ小屋沢川 |
最大使用水量(m3/S) | 11.00 |
流域面積(㎢) | 95.4 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | 立軸フランシス |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 立軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 1 |
マップ
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