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七尾大田火力発電所
tom-spring, Public domain, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 七尾大田火力発電所(ななおおおたかりょくはつでんしょ) |
管轄 | 北陸電力 |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 120万kW |
所在地 | 石川県七尾市大田町114部2の4番地 |
マップ
発電所の構成
総出力:120万kW
1号機
- 定格出力:50万kW
- 使用燃料:石炭
- 蒸気条件:超々臨界圧(Ultra Super Critical)
- 熱効率:43%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:1995年3月17日
2号機
- 定格出力:70万kW
- 使用燃料:石炭、木質バイオマス
- 蒸気条件:超々臨界圧(USC)
- 熱効率:44%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:1998年7月1日
発電所の概要
七尾大田火力発電所は、石川県七尾市にある北陸電力の石炭火力発電所です。
発電方式は汽力発電で、使用燃料は石炭のみです。
七尾大田火力発電所が建設されるまでには、年月がかかっており、1970年に北陸電力が石川県河北郡内灘町に石油を燃料とした「金沢火力発電所」の建設を申し入れましたが、反対により計画を断念しました。
その後、1973年には七尾市の通称「トクサ地区」に石油を燃料とした「七尾火力発電所」の建設を再度申し入れましたが、またも地元の反対により再度断念し、1980年に七尾市大田町に立地場所を変更をし、燃料を石油からLPガスへ変更しました。
1991年には建設工事を着工し、現在の「七尾大田火力発電所」は1995年3月に1号機が営業運転を開始し、2号機まで建設されました。
2010年9月1日からは石炭の一部を木質バイオマスで代替し、混合燃焼させる「木質バイオマス混焼発電」を開始しました。これにより、1年間で1.4万トンのCO2削減に貢献しました。
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