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奈井江発電所
発電所データ
2019年3月末より休止中。
名称 | 奈井江発電所 |
管轄 | 北海道電力 |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 35万KW |
所在地 | 北海道空知郡奈井江町キナウスナイ |
マップ
発電所の構成
1号機(運用休止中)
- 定格出力:17.5万kW
- 使用燃料:石炭(国産)
- 営業運転開始:1968年5月
2号機(運用休止中)
- 定格出力:17.5万kW
- 使用燃料:石炭(国産)
- 営業運転開始:1970年2月
発電所の概要
北海道電力の火力発電所の中では最も古い発電所である。発電所のある北海道奈井江町は明治時代から石炭の採掘がおこなわれていたため、奈井江発電所では近隣の空知地域で露天掘りされた石炭を使用して発電を行っていた。
操業開始より半世紀が経ち、設備の老朽化が進み、2019年2月10日に2号機がボイラー内部の蒸気漏れを確認したために停止した。その後、北海道電力が建設中のLNG発電所(170万KW)の発電量で奈井江の発電量まかなえると判断したことから、2019年3月31日に惜しまれながら操業を休止した。
電力需要がひっ迫した際に再稼働することも視野に入れているため、北海道電力としては廃止にはしない方針である。
奈井江発電所で使用していた石炭については近隣の砂川発電所に割り当てる案もあるが、砂川発電所は奈井江よりも規模が小さいため、炭坑や関連産業への影響も懸念されている。
関連リンク
- 北海道電力:プレスリリース、奈井江発電所1,2号機の休止について
- 奈井江町ホームページ:にわ山森林自然公園>石炭広場
奈井江町の炭鉱の歴史なども紹介されている
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