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俣野川ダム発電所【鳥取県】俣野川ダム
発電所の概要
俣野川発電所は、鳥取県日野郡江府町にある中国電力が所有する水力発電所です。岡山県新庄村にある上池から鳥取県江府町にある下池までの落差約500mを利用して最大120万kWの発電を行う揚水式発電所で、中国電力の水力発電所としては最大の規模の発電所である。
俣野川ダム
俣野川ダム発電所は、鳥取県日野郡江府町と岡山県新庄村にまたがる俣野川に建設された揚水式水力発電所である。中国電力株式会社が所有・運転しており、最大出力120万キロワットの発電能力を有する。
俣野川ダム発電所は、1984竣工した。ダムは高さ69.3メートルの重力式コンクリートダムである。
俣野川ダム発電所は、日野川水系と旭川水系の水を相互に利用することで、昼夜を問わず安定した電力供給を可能にしている。具体的には、夜間や早朝などの電力需要が少ない時間帯に、上池である土用ダム湖に水を汲み上げておき、昼間や夕方の電力需要が大きい時間帯に、下池である俣野川ダム湖から水を落下させて発電を行う。
俣野川ダム発電所は、中国電力の水力発電所としては最大の規模を誇り、中国四国地方の電力供給に大きく貢献している。また、下池である俣野川ダム湖は、周辺の観光地として親しまれている。
俣野川ダム発電所の特徴
俣野川ダム発電所は、揚水式水力発電所の特徴を活かして、以下の点において優れた性能を発揮している。
俣野川ダムなのだ pic.twitter.com/fkxyr9VfYE
— 米子力研究所 (@beishiryoku_Exp) March 22, 2023
発電所データ
名称 | 俣野川ダム発電所(またのがわだむはつでんしょ) |
管轄 | 中国電力 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム式 |
発電方式 | 調整池式 |
最大出力 | 2100kW |
所在地 | 鳥取県日野郡江府町武庫 |
発電所の構成
取水河川 | 俣野川 |
最大使用水量(m3/S) | 4.50 |
域面積(㎢) | |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | 横軸フランシス水車 |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 横軸三相交流誘導 |
発電機設置台数(台) | 1 |
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