エスファハーンのジャーメ・モスク

イランの中部に位置するエスファハーン市には、イスラム建築の代表的な建築物であるジャーメ・モスクがあります。ジャーメ・モスクは、11世紀から17世紀にかけて、イランの王朝や支配者たちによって建てられたモスクの総称で、エスファハーン市には多くのジャーメ・モスクが存在しますが、その中でも最も有名なものが「エスファハーンのジャーメ・モスク」です。

「エスファハーンのジャーメ・モスク」は、10万平方メートル以上の広大な敷地に建てられた、華麗なイスラム建築の傑作です。入口から内部に入ると、広大な中庭が現れます。中庭は、巨大なプールや、周囲には草木が植えられた庭園が広がり、静謐で美しい雰囲気を醸し出しています。

中庭を囲むように建てられたのが、イスラム建築の代表格である四隅にあるイワーンと呼ばれる建物です。四隅のイワーンには、それぞれ異なる意味を持つ装飾が施され、特に南イワーンには、イスラム建築の代表的な装飾である青いタイルが施されています。

また、ジャーメ・モスク内部には、様々な場所に装飾が施されたホールや、礼拝室があります。特に注目すべきは、モスクの最も重要な場所であるクッファーレ・シャー(王のドーム)と呼ばれる場所です。クッファーレ・シャーは、内部に巨大なドームがあり、その周囲には、青いタイルや花模様が美しく施されています。

このように、「エスファハーンのジャーメ・モスク」は、広大な敷地に、美しい装飾が施された建築物がたくさんある、華麗なモスクです。イスラム建築の代表的な建築物であり、イランの美しい文化遺産の一つです。世界遺産に登録され、多くの人々が訪れる観光スポットとなっています。

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