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球磨川
球磨川(くまがわ)
基本情報
球磨川(くまがわ)は球磨川水系の本流で、熊本県の銚子笠(標高1489.2m)に源流があり、人吉・球磨盆地をから代平野を抜けて、八代海へ注ぐ延長115kmの一級河川です。
最上川と富士川に並ぶ日本三大急流の一つでもあります。
日本を代表する25の景勝地、日本二十五勝にも選定されています。
流域内市町村
熊本県
球磨郡水上村、湯前町、多良木町、あさぎり町、錦町、人吉市、球磨村、葦北郡芦北町、八代市
河川施設
ダム
ダム名 | 堤高 (m) |
総貯水量 (千㎥) |
市房ダム | 78.5 | 40,200 |
幸野ダム | 21.21 | 326 |
瀬戸石ダム | 26.5 | 9,930 |
荒瀬ダム | 65.6 | 2,580 |
水力発電所
発電所名 | 最大出力 (kw) |
運転開始年月 |
市房第一発電所 | 15,100 | 昭和35年3月 |
市房第二発電所 | 2,300 | 昭和35年3月 |
瀬戸石発電所 | 20,000 | 昭和33年9月 |
幸野溝発電所 | 6.7 | 平成25年8月 |
利用状況
球磨川の水は農業用水や、八代平野の臨海工業地帯における製造業などの工業用水、水力発電などに利用されています。
目的 | 最大取水量 (㎥/s) |
生活用水 | 0.283 |
農業用水 | 19.143 |
工業用水 | 2.758 |
発電用水 | 45.400 |
過去の災害
球磨川流域は前線や台風の影響を受け、大雨が降りやすい多雨地帯にあります。
特に被害が大きかったのは、昭和40年の梅雨前線の停滞により球磨川流域で豪雨によるものでした。
この豪雨で家屋の損壊・流失1,281戸、床上浸水2,751戸、床下浸水10,174戸の被害を発生しました。
平成以降に起きた主な洪水の被害は以下の通りです。
発生年月 | 被害状況 |
平成11年9月 | 床上浸水3棟、床下浸水20棟 |
平成16年8月 | 床上浸水13棟、床下浸水36棟 |
平成17年9月 | 床上浸水46棟、床下浸水73棟 |
平成18年7月 | 床上浸水41棟、床下浸水39棟 |
平成20年6月 | 床上浸水18棟、床下浸水15棟 |
平成23年6月 |
床上浸水4棟、床下浸水4棟 |
令和2年7月 | 死者・行方不明者62人、全壊・半壊・一部破損618棟、床上浸水5,349棟、床下浸水1,534棟 |
引用元:国土交通省 水管理・国土保全(平成)
一般社団法人国土技術センター(令和)
ライブカメラ
国土交通省 のライブカメラで球磨川の様子を見ることができます。
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