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カトマンズの谷

カトマンズの谷

世界遺産登録年

1979年

カトマンズの谷は、ネパールの首都カトマンズ周辺にある3つの都市、カトマンズ、バクタプル、パタンの歴史的な中心地域を指します。この地域には、多くの仏教・ヒンドゥー教の遺跡や史跡、古い宮殿や寺院が点在しています。1979年には、その歴史的・文化的価値が認められ、ユネスコの世界遺産に登録されました。

カトマンズの谷には、多くの見所があります。まず、カトマンズ市内の中心には、観光客にも人気の高い世界遺産「カトマンズのダージュ広場」があります。この広場には、15世紀に建てられた仏塔や、17世紀に建てられた宮殿などがあり、歴史的な建造物が立ち並んでいます。また、バクタプル市には、有名な仏教寺院「シヴァプリ・マハービーラ寺院」があります。この寺院は、13世紀に建てられたもので、ネパールで最も古い仏教寺院の一つとされています。パタン市には、「黄金の寺院」として知られる「クムバステーパ」があります。この寺院は、17世紀に建てられたもので、金色に輝く美しい外観が特徴です。

また、カトマンズの谷には、古代王朝時代の貴重な遺跡も多く残されています。たとえば、パタン市には、「マンガルバハヴァ」があります。この建物は、17世紀に建てられた古代王朝時代の宮殿で、当時の王朝の繁栄を物語っています。また、カトマンズ市内には、「ナラヤン寺院」があります。この寺院は、古代王朝時代に建てられたヒンドゥー教寺院で、多くの芸術作品が飾られています。

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