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碇発電所 土木遺産に認定されている赤レンガ作りのモダンな発電所
発電所の概要
碇発電所は、秋田県鹿角市にある三菱マテリアルが管理している水力発電所です。
レンガ作りのモダンな外観が目を引くこの碇発電所は、明治40年(1907年)2月に運用開始し、その面影を現在も残しており、2005年に(公社)土木学会により歴史的土木建築として認定されています。
当時は出力480kW(横軸フランシス水車)で運転していましたが、その後、更新をして現在は1,800kWとなっています。
秋田県鹿角市の国道282号線沿いにある古めかしい建物とやけに気になる水路を調べたら明治40年より運転開始した水力発電所だった。
三菱マテリアル(株)東北電力所 碇発電所 pic.twitter.com/u0alJr7yFV
— スカイ (@to_that_sky) December 27, 2019
発電所データ
名称 | 碇発電所(いかりはつでんしょ) |
管轄 | 三菱マテリアル |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | 水路式 |
発電方式 | 流込み式 |
最大出力 | 1800kW |
所在地 | 秋田県鹿角市八幡平 |
発電所の構成
取水河川 | 米代川 |
最大使用水量(m3/S) | 6.68 |
流域面積(㎢) | 300.0 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | 横軸フランシス |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 横軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 1 |
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