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常陸那珂火力発電所
自身の仕事, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 常陸那珂火力発電所(ひたちなかかりょくはつでんしょ) |
管轄 | JERA 50Hz |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 200万kW |
所在地 | 茨城県那珂郡東海村 |
マップ
発電所の構成
総出力:200万kW(2016年4月1日現在)
敷地面積:約120万㎥
発電方式:汽力発電方式
1号機
- 定格出力:100万kW
- 使用燃料:石炭
- 蒸気条件:超々臨界圧(Ultra Super Critical)
- 熱効率:45.2%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:2003年12月12日
2号機
- 定格出力:100万kW
- 使用燃料:石炭
- 蒸気条件:超々臨界圧(USC)
- 熱効率:45.2%(低位発熱量基準)
- 営業運転開始:2013年12月18日
着工中の発電設備
常陸那珂ジェネレーション所有
常陸那珂共同火力発電所1号機
- 定格出力:65万kW
- 使用燃料:石炭
- 蒸気条件:超々臨界圧(USC)
- 営業運転開始:2021年予定
発電所の概要
常陸那珂火力発電所は茨城県にある、最新鋭のUSC発電方式を採用し、石炭とバイオマスを混焼する環境に優しい火力発電所です。
燃料に使用する石炭は、燃やすと窒素酸化物やばいじん、硫黄酸化物などの大気汚染原因物質はそれぞれ排煙脱硝装置、電気式集気式集じん装置、排煙脱硫装置により除去され、煙突から排出します。
2017年6月より、再生可能エネルギーの1つである木質バイオマス燃料を使用し、主燃料となる石炭と混焼することで、年間で約22万トンの二酸化炭素排出量を削減しています。
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