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第二藪神発電所【新潟県】薮神ダム

発電所の概要
第二薮神発電所は、新潟県魚沼市大倉沢にある東北電力が所有する水力発電所です。
約5km離れた位置にある薮神発電所の使用水量(30m2/S)が、上流にある電源開発株式会社が所有する黒又川第一発電所の最大使用水量(42.3m3/S)より小さいことから、この利用されていない水を有効に活用するために薮神ダムのすぐ脇に建設され、2016年(平成28年)に運用開始ました。
薮神ダム
薮神ダムは、新潟県魚沼市須原の信濃川水系破間川にある、東北電力が管理する発電専用の重力式コンクリートダムです。1941年(昭和16年)に竣工しました。
堤高は23.0m、堤頂長は98.0m、総貯水量は1857千m3です。ダム湖の名称は「薮神ダム湖」です。
薮神ダムは、多雪地帯であるため、ゲートピア上の通路が屋根付きになっています。また、ダムの周囲には、スキー場やキャンプ場などのレジャー施設が点在しています。
薮神ダムは、土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選」に選定されています。
薮神ダムです。魚道が長い。
紅葉全盛期まではもうちょっとかな(´ε`;) pic.twitter.com/2jsVmmyG6x— U☆1 (@U10909U1) October 23, 2016
薮神ダムでは、これまでにダムカードを配布していましたが、現在は配布されていません。
詳しくはホームページをご確認ください。
うおぬまダム周遊マップ 薮神ダム
発電所データ
名称 | 第二藪神発電所(だいにやぶがみはつでんしょ) |
管轄 | 東北電力 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム式 |
発電方式 | 調整池式 |
最大出力 | 4500kW |
所在地 | 新潟県魚沼市大倉沢 |
発電所の構成
取水河川 | 破間川 |
最大使用水量(m3/S) | 30.00 |
流域面積(㎢) | 373.0 |
取水箇所数 | – |
水車形式 | 立軸バルブ |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 立軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 1 |
マップ
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