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千葉火力発電所
自身の仕事, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 千葉火力発電所 (ちばかりょくはつでんしょ) |
管轄 | JERA |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 438万kW |
所在地 | 千葉県千葉市中央区蘇我町2丁目1377 |
マップ
発電所の構成
1号系列
- 発電方式:1,300℃級改良型コンバインドサイクル発電(Advanced Combined Cycle)方式
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始
1-1号:2000年4月7日
1-2号:1999年10月1日
1-3号:1999年4月2日
1-4号:2000年12月17日
2号系列
- 発電方式:1,300℃級改良型コンバインドサイクル発電(ACC)方式
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始
2-1号:1999年2月4日
2-2号:1999年7月2日
2-3号:2000年1月21日
2-4号:2000年6月15日
3号系列
- 発電方式:1,500℃級コンバインドサイクル発電(More Advanced Combined Cycle)方式(ガスタービン・蒸気タービン別軸構成)
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始
ガスタービン発電設備(当初は緊急設置電源として単独で稼働)
3-1号:2011年8月28日
3-2号:2011年9月9日
3-3号:2012年7月10日
蒸気タービン発電設備
3-1号:2014年4月24日
3-2号:2014年6月16日
3-3号:2014年7月31日
(旧)1号機(廃止)
- 営業運転期間:1957年4月 – 1999年3月
(旧)2号機(廃止)
- 営業運転期間:1957年11月 – 1999年3月
(旧)3号機(廃止)
- 営業運転期間:1959年1月 – 1999年3月
(旧)4号機(廃止)
- 営業運転期間:1959年8月 – 1999年3月
発電所の概要
千葉火力発電所は、千葉市にあるJERAの運営する天然ガスを燃料とした火力発電所です。
1957年4月に1号機が営業運転を開始され、4号機まで増設されました。
その後、設備の老朽化や電力需要の増加などの理由で、それまで使用していた設備を廃止し、新たに2000年6月より1号・2号系列を排熱回収型コンバインドサイクル発電方式の設備で運転が開始されました。
2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震と津波によって発電設備が被災。
電力供給力が低下したため、3号系列を緊急設置電源として新設され、2014年7月31日に、3号系列すべての発電設備の運転が開始されました。
2016年4月には、東京電力の会社分割によって東京電力フェエル&パワーに運営が引き継がれ、その後2019年4月に現在のJERAに運営が移行されました。
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