カンタベリー大聖堂、セント・オーガスティン修道院跡、セント・マーティン教会

「カンタベリー大聖堂」は、11世紀にイングランド南東部ケント州のカンタベリーに建てられた、ゴシック建築の大聖堂で、英国国教会の総本山です。

カンタベリー大聖堂は、聖アウグスティヌスがイギリスにキリスト教を伝えたとされる597年に建てられた教会で、英国国教会の総本山としても知られています。大聖堂の建物自体は、中世初期に建てられたもので、その後何度か改修が行われています。大聖堂内には、聖人トマス・ベケットが暗殺された場所とされる「聖殿」があり、多くの巡礼者が訪れます。

セント・オーガスティン修道院跡は、597年に聖アウグスティヌスによって建てられた修道院跡で、この地にキリスト教が広まったことを象徴する場所です。修道院跡には、石造りの教会や修道院の遺構が残されており、それらは中世の建築技術の傑作とされています。

セント・マーティン教会は、ローマ時代の遺跡を利用して建てられた、イギリス最古の教会の一つです。教会は、597年に聖アウグスティヌスがここで初めてミサを行った場所としても知られています。教会の建物自体は、中世に入ってから何度か改修が行われましたが、その後、19世紀になって大規模な修復が行われました。

この遺産は、キリスト教の歴史を象徴する非常に重要な場所であり、建築や芸術にも多大な影響を与えたとされています。また、英国国教会の総本山としての役割や、聖人トマス・ベケットにまつわる歴史的な出来事など、多くの人々にとって重要な場所となっています。今でも多くの観光客や巡礼者が訪れ、その歴史や文化に触れることができます。

この3つの構成資産から成るイギリスの世界遺産「カンタベリー大聖堂、聖オーガスティン修道院及び聖マーティン教会」は、1988年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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