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アスワン・ハイ・ダム
エジプトの南端部のアスワン地区に作られたナイル川の氾濫防止と灌漑用水を目的としたダムです。
1902年に作られたアスワンダム(現在はアスワン・ロウ・ダムと呼ばれる)は度重なるナイル川の氾濫によって、何度も拡張工事が行われました。しかしこのダムだけではナイル川の氾濫に対応するのが困難であるため、さらに上流部分にダムを建設する必要があり、1960年から建設がはじまったのがアスワン・ハイ・ダムです。アスワン・ロウ・ダムからは6kmほど上流に設置されました。
ダム湖となる「ナセル湖」は132㎢の貯水量となり、1年を通して安定的な水量を確保でき、農業用水を安定的に供給できるようになりました。更に貯水により砂漠地帯に水分が常時供給されていることで、沿岸部から緑化が進み、貯水湖での漁業も盛んになり新しい産業と水産物により食糧確保につながりました。
しかし観光地となっていた古代エジプト遺跡である「ヌビア遺跡」がアスワン・ハイ・ダムの建設により水没してしまう事が判明し、ユネスコの協力を得て、遺跡自体を移動させるという処置がとられました。遺跡は移動することになるも、湖ができ、クルーズ船などが就航するなど、以前よりも観光収入が増えるなど良い影響もありました。
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有機ケミカルハイドライド法
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