レンゴン渓谷の考古遺跡

世界遺産登録年

2012年

「レンゴン渓谷の考古遺跡」とは、マレーシアにある、古代文明の遺跡が数多く残る渓谷地帯のことです。この遺跡は、2004年に世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。

レンゴン渓谷は、マレーシアの首都クアラルンプールから約150キロ南に位置しています。この地域は、紀元前2世紀から紀元前15世紀にかけて、マレー半島で最も重要な文化と商業中心地の一つでした。遺跡には、当時の貴族や商人たちが住んでいたとされる、城壁や寺院、広場、住居跡などが残されています。

レンゴン渓谷の遺跡は、石造建築や石刻、陶器、銅製品、装身具などの遺物が多数発掘されており、この地域が当時栄えた様子を知ることができます。また、遺跡の中には、仏教寺院や仏塔もあり、仏教文化が当時栄えていたことがうかがえます。

レンゴン渓谷の中でも最も有名な遺跡の一つが「ブジャン谷」です。ブジャン谷には、高さ約30メートルの石造の塔が立ち並ぶ「ブジャン寺院」があります。この寺院は、7世紀から13世紀にかけて築かれ、マレー半島で最も古い石造建築の一つとされています。また、寺院内には、多数の仏像や壁画が残されており、仏教文化の貴重な資料となっています。

他にも、「ラタ・ブンガ」や「ローマン・バトゥ」、「グア・チャン」などの遺跡があります。特に、「ローマン・バトゥ」は、高さ約3メートルの石造の人物像が刻まれている「古代のローマ人像」が有名で、当時の文化交流を示す重要な遺物とされています。

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