有効落差5.7mで発電!大久保発電所【長野県】大久保ダム

大久保ダム(おおくぼダム)

発電所の概要

大久保発電所は、長野県駒ヶ根市東伊那にある中部電力が所有する水力発電所です。
昭和2年(1927年)に運用開始しました。
発電所から約376m離れた上流にある大久保ダムから取水し、水車1台(4輪)、発電機1台を使用して最大1,500kWの発電を行っており、発電に使われた水は天竜川へ放水しています。
この発電所の水車は一般的なフランス水車とは異なり、横軸四輪単流露出双子フランシス水車といって、一つのシャフトに四輪の水車が連結し、長さが27mもある珍しい水車を採用しています。
また、有効落差が5.7mと低く、全国でも珍しい発電所です。

大久保ダム

大久保ダムは、1927年竣工の中部電力が管理している発電用のダムです。
堤高3.488m、堤頂長99.09mの重力式コンクリートダムです。
堤高が15m以下ですが、ダムと呼ばれています。

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ダムカード

大久保ダムではダムカードの配布は行われておりません。

発電所データ

名称 大久保発電所(おおくぼはつでんしょ)
管轄 中部電力
種別 一般水力
発電形式 水路式
発電方式 流込み式
最大出力 1500kW
所在地 長野県駒ヶ根市東伊那

発電所の構成

取水河川 天竜川
最大使用水量(m3/S) 33.38
流域面積(㎢) 1571.4
取水箇所数 1
水車形式 フランシス水車
水車設置台数(台) 1
発電機形式 横軸三相交流同期
発電機設置台数(台) 1

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