大井川(おおいがわ)
基本情報
大井川(おおいがわ)は、静岡県を流れる河川。一級水系大井川の本流。
大井川延長168kmあり、源流は静岡県・山梨県・長野県の境に位置する間ノ岳にあり、焼津市と吉田町の間を抜けて太平洋へ注いでいます。
昭和42年5月に新河川法の制定に伴い一級河川に指定されました。
流域内市町村
静岡市、榛原郡川根本町、島田市、藤枝市、焼津市、榛原郡吉田町
河川施設
ダム
ダム名 | 堤高 (m) |
総貯水量 (千㎥) |
田代ダム | 17.3 | 220 |
畑薙第一ダム | 125 | 107,400 |
畑薙第二ダム | 69 | 11,400 |
井川ダム | 103.6 | 150,000 |
奥泉ダム | 44.5 | 3,150 |
長島ダム | 109 | 78,000 |
大井川ダム | 33.5 | 788 |
水力発電所
発電所名 | 最大出力 (kw) |
運転開始年月 |
田代川第二発電所 | 22,700 | 昭和3年11月 |
赤石 | 44,500 | 平成2年3月 |
畑薙第一発電所 | 137,000 | 昭和37年9月 |
東河内水力発電所 | 170 | 平成13年2月 |
畑薙第二発電所 | 22,700 | 昭和3年11月 |
井川水力発電所 | 62,000 | 昭和32年9月 |
長島ダム | 1,300 | 平成14年7月 |
奥泉発電所 | 92,000 | 昭和31年1月 |
大井川発電所 | 68,200 | 昭和11年10月 |
久野脇発電所 | 32,000 | 昭和19年3月 |
利用状況
大井川の水は水道などの生活用水、農業用水、工業用水、水力発電用に使われる発電用水などに使われています。
水力発電に使用された水はそのまま海へ流されるのではなく、大井川近隣の農業用水として再利用されています。
目的 | 最大取水量 (㎥/s) |
生活用水 | 2.915 |
農業用水 | 2.087 |
工業用水 | 40.086 |
発電用水 | 727.71 |
※平成18年8月現在
過去の災害
過去に起きた大井川での水害は台風などの降雨が集中した時に発生することが多いようです。
平成に入ってから発生した水害は以下の通りです。
発生年月 | 被害状況 |
平成3年9月 | 水害区域面積16ha、浸水家屋70棟 |
平成12年9月 | 水害区域面積2ha、浸水家屋2棟 |
平成14年7月 | 水害区域面積0.1ha、浸水家屋5棟 |
平成15年8月 | 水害区域面積4ha、浸水家屋1棟 |
ライブカメラ
国土交通省のライブカメラで合計22カ所の大井川の様子を見ることが出来ます。