発電所の概要
七飯発電所は1965年2月に北海道電力と新・エネルギー環境教育情報センターの共同事業によってつくられ運転が開始された、尾白内川の水を利用した水力発電所です。
七飯発電所は本州と北海道の電力系統の連係をする地点でもあり、連係をするために必要な設備が設置されています。
大野平野の灌漑と発電を目的にした発電所で、この発電所の貯水池は上流にある観光名所でもある「大沼・小沼」で年間を通し発電によって沼の水位を調整しています。
七飯発電所では、施設の見学をすることもでき、普段見ることのできない水力発電所の仕組みなどを学ぶことができます。
希望日の2ヶ月から1ヶ月前までに電話で予約をし、その後任意文書を提出をする必要があります。
見学標準的な工程と時間は、概況説明約20分、施設見学約30分、質疑応答約20分となっています。
近くには七飯町郷土史研究会の有志によって建てられた「箱館戦争勃発の地」石碑があり、周辺の歴史を知ることができるスポットもあります。
発電所データ
名称 | 七飯発電所(ななえはつでんしょ) |
管轄 | 北海道電力 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | 水路式 |
発電方式 | 貯水池式 |
最大出力 | 10000kW |
所在地 | 北海道亀田郡七飯町峠下 |
発電所の構成
取水河川 | 尾白内川水系尾白内川 |
最大使用水量(m3/S) | 13.00 |
流域面積(㎢) | 185.6 |
取水箇所数 | 2 |
水車形式 | 立軸斜流 |
水車設置台数(台) | 1 |
発電機形式 | 立軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) | 1 |
マップ