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北上川

北上川

北上川(きたかみがわ)

基本情報

北上川(きたかみがわ)は、岩手県岩手郡岩手町御堂に源を発し、岩手県中央部を北から南に流れて宮城県東部の石巻市で追波湾に注ぐ一級河川です。
延長249 km、流域面積10,150 ㎢ で、これは東北地方の河川の中では1位で、流域面積は日本全国では4位、延長では全国5位となっています。
勾配がかなり緩いことが特徴の河川です。

流域内市町村

岩手県
岩手郡岩手町、滝沢市、盛岡市、紫波郡矢巾町、紫波町、花巻市、北上市、胆沢郡金ケ崎町、奥州市、西磐井郡平泉町、一関市

宮城県
登米市、石巻市

河川施設

ダム

ダム名 型式 堤高
(m)
流域面積
( ㎢ )
有効貯水容量
( 千m³ )
四十四田ダム 重力式コンクリート・フィル複合 50 1196 35500
御所ダム 重力式コンクリート・フィル複合 52.5 635 45000
田瀬ダム 重力式コンクリート 81.5 740 101800
湯田ダム 重力式アーチ 89.5 583 93710
胆沢ダム 中央コア型
ロックフィルダム
127 185 143,000

水力発電所

発電所名 発電形式/
発電方式
流域面積
( ㎢ )
最大出力
( kW )
運転開始年
岩洞第二 水路式
流込み式
220 8600 1960
四十四田 ダム式
貯水池式
1196 15100 1967

利用状況

北上川は流れが穏やかで堰(せき)などが無い事から、上流から下流までカヌーやカヤックなどで下ることが出来、世界一の出艇数を誇る大会としてギネスに認定をされた「北上川ゴムボート川下り大会」やその他イベントの場として水面利用が多い川です。
他にも農業用水、水道用水、工業用水、発電用水としても利用されています。

過去の災害

北上川の過去の水害で特に被害状況が多かったのは、昭和22年に9月にカスリン台風と昭和23年9月に発生したアイオン台風によるもので、この時の被害状況は、昭和22年では死者・行方不明者 242名、浸水家屋 74,967名で、翌年の昭和23年9月に発生したアイオン台風では、死者・行方不明者 753名、浸水家屋 66,701戸となっています。

平成に入り発生した水害は6回で、各地で死者・行方不明者や浸水などの甚大な被害が発生しました。

被害発生日 被害状況
平成2年9月(1990) 死者・行方不明者1名、浸水家屋428戸
平成10年8月(1998) 死者・行方不明者0名、浸水家屋1,070戸
平成14年7月(2002) 死者・行方不明者1名、浸水家屋3,445戸
平成19年9月(2007) 死者・行方不明者2名、浸水家屋783戸
平成25年8月(2013) 死者・行方不明者2名、浸水家屋1,522戸
平成25年9月(2013) 死者・行方不明者1名、浸水家屋232戸

 

今後の開発

北上川下流では、東日本大震災への対応として被災地の復興に向け、洪水、高潮、津波に対応する河口部の堤防の整備を行っています。(2020年3月時点)

また、北上川ではダムによる河川開発も進められています。
「北上川上流ダム再生事業」として整備計画がされており、事業経緯としては平成24年11月に「北上川水系河川整備計画」の策定がされ、平成30年6月に変更されています。

ライブカメラ

北上川に設置された観測カメラで北上川の現在の様子を観る事が出来ます。

国土交通省 東北地方整備局 岩手河川国道事務所

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