発電所の概要
川西発電所は、北海道帯広の戸蔦別川(とったべつがわ)のほとりにあるJA帯広かわにしが所有する水力発電所です。
昭和28年(1953年)1月14日に運用を開始しましたが、そこまでの道のりは大変なもので、地域の人々が自分たちの村に電気を送電させるために自分たちで資金を出し合ったり無償で電柱の設置工事をしたり、北海道や国などへの運動を重ねてようやく設置できました。
規模としては小さなもので、管理人数名が泊まり込みで交代で24時間保守を行っています。修理なども地元の優秀な技術者が行っており、古い部品の交換ができないため、現物を元に修理を行って保持されています。
発電所データ
名称 |
川西発電所(かわにしはつでんしょ) |
管轄 |
帯広市川西農業協同組合 |
種別 |
一般水力 |
発電形式 |
水路式 |
発電方式 |
流込み式 |
最大出力 |
160kW |
所在地 |
北海道帯広市八千代町西1線 |
発電所の構成
取水河川 |
戸蔦別川 |
最大使用水量(m3/S) |
2.00 |
流域面積(㎢) |
124.50 |
取水箇所数 |
– |
水車形式 |
横軸単輪複流渦巻フランシス |
水車設置台数(台) |
1 |
発電機形式 |
横軸三相交流同期 |
発電機設置台数(台) |
1 |
マップ
関連リンク
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