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川治ダム発電所【栃木県】川治ダム

発電所の概要
川治ダム発電所は、栃木県日光市にある発電所で、国土交通省関東地方整備局が管理をしています。鬼怒川の川治ダムより放流される水を利用する管理用発電所であり、ダムの維持管理に必要な電力を供給しています。
発電所は、川治ダムの下流側に位置しています。ダムからの放流水は、減勢工によって水位が調整された後、発電所の水路に導かれます。水路で水流量を調整しながら、水車を回して発電を行います。発電した電力は、ダムの管理用設備や周辺の道路照明などに利用されています。
川治ダム
川治ダムは、栃木県日光市川治温泉川治地先、利根川水系鬼怒川の本川上流部に建設されたダムで、国土交通省関東地方整備局・鬼怒川ダム統合管理事務所によって統合管理されている。
川治ダムは、利根川総合開発の一環として鬼怒川に計画されたダムです。昭和45年に工事が始まり、昭和58年に完成しました。洪水による下流河川のはんらんを防ぐための洪水調節、農業用水や都市用水の供給を目的につくられた、アーチ式コンクリートダムで、この型式では国内で第4位の高さを誇ります。
川治ダムの堤高は140m、堤頂長は350m、総貯水容量は1,080万m3です。ダム湖の名称は「鬼怒川湖」です。
川治ダムは、川治温泉郷から見える程の至近距離にあり、ダム天端から川治温泉が一望できます。鬼怒川温泉や竜王峡にも程近く、交通手段も充実していることから五十里ダムとセットで観光地として多くの観光客が訪れます。
川治ダムでは、ダム天端からダム湖や川治温泉を眺めることができる「川治ダム展望台」や、ダム湖の周囲を遊歩道で散策できる「川治ダム湖畔遊歩道」などの観光施設が整備されています。また、ダム天端からは、ダム湖の水を勢いよく落とす「ダム放流」を見ることもできます。
ダムカードを配布していましたが、現在(2021年9月)新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間、ダムカードの配布を休止しています。
再開についてはホームページでご確認ください。
国土交通省 ダムカード
【お知らせ】
8/27(金)から当面の間、川治ダム資料館を一時休館致します。
(1階食堂の向日葵は8/20日(金)から休業となっています)
資料館・ダムカード配布再開につきましては改めてHP・Twitter等でお知らせ致します。#鬼怒川4ダム#川治ダム— 国土交通省 川治ダム管理支所 (@mlit_kawaji_D) August 25, 2021
発電所データ
名称 | 川治ダム発電所(かわじだむはつでんしょ) |
管轄 | 国土交通省関東地方整備局 |
種別 | 一般水力 |
発電形式 | ダム式 |
発電方式 | 流込み式 |
最大出力 | 410kW |
所在地 | 栃木県日光市川治温泉川治 |
発電所の構成
取水河川 | 鬼怒川 |
最大使用水量(m3/S) | 0.50 |
流域面積(㎢) | 144.2 |
取水箇所数 | 1 |
水車形式 | ー |
水車設置台数(台) | ー |
発電機形式 | ー |
発電機設置台数(台) | ー |
マップ
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