アーメダバードの歴史都市

世界遺産登録年

2017年

アーメダバードは、インド西部グジャラート州の都市で、かつてグジャラート・スルターン朝の首都でした。アーメダバードの歴史は、15世紀初頭に創建されたアフマダーバード城塞から始まります。この城塞は、グジャラート・スルターン朝のスルターン、アフマド・シャーが建設したもので、その後、アーメダバードという都市が周りに形成されました。

アーメダバードは、19世紀にはイギリスの植民地支配下に置かれ、20世紀に入ってもインドの自治運動の中心地となりました。ガンジーの活動拠点としても知られ、今でもガンジーの住居や集会所などが残されています。

アーメダバードは、インドの伝統的な都市計画の代表例であり、広大な城壁に囲まれた旧市街には、細かく区切られた住宅地や商業地が存在しています。また、この都市は、建築や彫刻、工芸品などの芸術的な文化遺産も豊富に有しています。

その中でも、アーメダバードの特筆すべき遺産は、スルターン朝時代に建設されたマスジド・ア・カブル(ジャーマー・マスジド)です。このモスクは、世界遺産に登録されています。マスジド・ア・カブルは、インドのモスクの中でも最も古く、最も壮大なものの1つです。外観は簡素ながら、内部には細かな彫刻やモザイクなどの装飾が施されています。また、モスク周辺には、歴史的な建造物や市場、美術館などが多くあり、歴史的な雰囲気を感じることができます。

他にも、アーメダバードには、サブルマティ寺院、アーメダバード博物館、セーデラ・マラカ寺院、ハティ・シンジィの邸宅など、多くの見どころがあります。また、アーメダバードは、グジャラート料理の代表的な都市でもあり、美味しいフードツアーも楽しむことができます。

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