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姉崎火力発電所
自身の仕事, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
発電所データ
名称 | 姉崎火力発電所 (あねがさきかりょくはつでんしょ) |
管轄 | JERA |
種別 | 火力発電所 |
総出力 | 360万kW |
所在地 | 千葉県市原市姉崎海岸3 |
マップ
発電所の構成
1号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:1967年12月
2号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:1969年11月
3号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG、LPG
- 営業運転開始:1971年6月
4号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG、LPG
- 営業運転開始:1972年9月
5号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG、LPG
- 営業運転開始:1977年4月
6号機
- 定格出力:60万kW
- 使用燃料:LNG、LPG
- 営業運転開始:1979年10月
計画中の発電設備
新1号機(計画中)
- 定格出力:約65万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2023年予定
新2号機(計画中)
- 定格出力:約65万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2023年予定
新3号機(計画中)
- 定格出力:約65万kW
- 使用燃料:LNG
- 営業運転開始:2023年予定
1号ディーゼル~4号ディーゼル(緊急設置電源)(廃止)
- 営業運転期間:2011年4月27日~2015年2月
※2014年4月1日より長期計画停止
発電所の概要
姉崎火力発電所は、千葉県の姉崎外観にある天然ガスを利用している火力発電所です。
1697年12月、日本では初めての主蒸気温度、蒸気圧力を超臨界圧まで高めたボイラー、蒸気タービンを採用した発電機で1号機の営業運転が開始され、6号機まで増設されました。
営業運転開始から約50年が経ち、最新鋭の設備に比べ発電効率が低く、老朽化などによってトラブル発生の可能性があることから、発電設備の更新計画が進行中です。
計画中の発電設備は、今までの気力発電方式ものから、コンバインドサイクル発電方式の発電設備に替わり、営業運転開始は2023年を予定しています。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震と津波の影響を受けて、複数の発電施設が被災し、電力供給力が大幅に低下したことに伴い、緊急設置電源が新設されました。電力需要のひっ迫時に稼働していましたが、被災した火力発電所の復旧などによって長期計画停止となってしまい、2015年3月に緊急設置電源は廃止されました。
2016年4月に東京電力から子会社の東京電力フュエル アンド パワーに業務移管され、2019年4月からはJERAに業務が移管されました。
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